SERVICE
サービス内容
Design and Supervision設計・監理
建築、インテリア、家具など建物に関する設計業務および工事・製作にかかわる監理業務を行います。監理業務は設計通りに工事・製作が進められているかをチェックする重要な業務となります。また、建築、インテリアに合わせた家具調度品のコーディネーションも承ります。
Work Flowご依頼から完成まで
お問い合わせ
まずはお電話、問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。打合せ場所は、計画地、お客様の会社やご自宅、当事務所、どこでも対応いたします。オンライン相談も可能です。
ヒアリング(無料相談)
どのような場所で、どんな建物にしたいか、お客様のご要望、考え方、思いをヒアリングさせていただきます。敷地資料や参考イメージなどありましたらお持ちください。設計の流れや費用についてもお気軽にご質問ください。
敷地調査・法規調査
プラン提案のご希望をいただいた後に敷地調査と法規調査を実施します。調査・提案作成料として5万円(税抜)をいただきますが、設計契約に至った場合は設計料の一部に充当します。
ご提案
ヒアリングと敷地調査をもとに図面や模型、パース、仕上げサンプルなどを揃え、ご提案いたします。敷地調査と法規調査より約3週間程度、提案作成のお時間をいただきます。
概算見積(提案プラン)
建設会社に提案プランの概算見積を依頼してご提示します。ご提案から見積まで2週間~3週間程度いただきます。
設計監理契約
ご提案、概算見積をご検討の上、設計のご依頼をいただける場合は、お客様と当事務所で設計監理契約を締結します。
基本設計
図面、模型、パースをご確認いただきながら、プラン、仕上げ、構造方針、設備方針を決定していきます。住宅の場合は約2週間に1度のペースの打合せで3ヶ月~4ヶ月程度が目安です。
概算見積
(基本設計プラン)
建設会社に基本設計プランの概算見積を依頼してご提示します。見積金額をご確認いただいてから、実施設計に移ります。見積依頼から見積提出まで3週間~4週間かかります。
実施設計
本見積、工事および確認申請に必要な詳細図面をまとめます。カタログやサンプルをご確認いただきながら、細部を決めていきます。住宅の場合は約2週間に1度のお打合せで3ヶ月~5ヶ月程度が目安です。
本見積
(実施設計プラン)
建設会社に実施設計プランの概算見積を依頼してご提示します。見積の精査、調整、査定報告をし、建設会社を決定します。見積の提出まで1ヶ月~1ヶ月半程度が目安です。
見積調整
見積金額の調整が必要な場合は、お客様と相談しながら仕様の見直しや減額案の検討などを行い、建設会社と金額調整を行います。
工事契約・確認申請
工事金額と建設会社が決まり次第、お客様と建設会社で工事請負契約を締結します。住宅の場合は契約締結から着工まで1ヶ月〜1ヶ月半程度が目安です。確認申請と地鎮祭もこの期間に行います。
工事監理
着工後は、当事務所が建設会社と週に1度の現場打合せと現場確認、施工図チェックを行い、設計図通りに施工されているかを監理します。また月に1~2度、お客様も含めた現場打合せを行います。
竣工・引渡し
全ての工事が終了し建物が完成次第、確認検査機関による完了検査を経て検査済証の交付を受けます。また建設会社の自主検査、当事務所の検査、お客様の検査など数度の検査を経て、クリーニング後に引渡しとなります。
アフターケア
木造の場合は竣工後1年、RC造、鉄骨造の場合は1年と2年、建設会社と連携して定期点検を実施し、不具合などあれば改善工事を行います。完成後も建物のことで相談がありましたら、いつでも対応いたします。
Reinforced ConcreteRC建築
木造・鉄骨造との違い
RC建築と木造・鉄骨造建築との最も大きな違いは、その「一体性」にあります。木造や鉄骨は木材や鋼材を柱・梁・壁・床の別パーツとしてつくる「乾式」と呼ばれる工法に対して、RC建築は柱・梁・床・壁が一体となっている「湿式」工法と呼ばれています。乾式工法に比べRC建築の湿式工法はつなぎ合わせ部分を少なくかつ、つないだ部分も密実に施工できます。建物はつなぎ合わせ部分からの劣化、漏水、気密性の低下等の不具合が多いため、そのリスクを少なく抑えることができる構造形式と言えます。
耐久性
住宅で比べた場合、RC造の法定耐用年数は47年、重量鉄骨造34年、軽量鉄骨造27年、木造は22年となります。しっかりとした設計監理とメンテナンスを行えば100年以上使うということも決して絵空ごとではありません。
耐火性
木造や鉄骨造はその表面に耐火被覆となる部材が別に必要となりますが、RC造の場合は鉄筋コンクリート自体が耐火性を有しているため、火災のリスクが低減できます。
耐震性
木造や鉄骨造は柱や梁に使われる木、鉄、鋼の「粘り」によって地震に耐える構造です。建物がしなり、変形し地震のエネルギーを吸収することができます。一方、RC造は剛性が高く地震時にも変形しづらい構造形式です。特に耐力壁で構成されたRC壁式構造は、阪神淡路大震災でも被害が少なかったことが報告されています。
断熱性
現在の省エネ基準を満たすには木造、鉄骨造、RC造、どの構造形式でも断熱材が必要となることは変わりません。木造、鉄骨造は柱・梁の部材の間に断熱材を充填するため、隙間が生じやすく断熱性能が工事品質に左右されるケースが多いです。一方、RC造はコンクリートの壁と床に囲われており構造体としての気密性が高いため、断熱が施工しやすく断熱性能を確保しやすいという利点があります。
遮音性・気密性
RC造は単位重量が重く、湿式工法でつくられるため、その構造自体が木造・鉄骨造と比べ防音性・遮音性・気密性に優れています。
留意点
RC造はいいことだけではありません。木造、鉄骨造と比べるとコストと工期がかかります。また、他の構造よりも建物が重いため、敷地条件によっては地盤改良等を行い、安全性を担保する必要があります。お客様の計画にどの構造がふさわしいのか、総合的に判断できるようにしっかりとしたご案内をいたします。
私たちの事務所がRC建築となっております。ぜひ一度ご覧ください。
Planning企画・立案・基本構想
規模の大小や建物用途問わず、プロジェクトの企画構想段階から建物の設計にかかわる業務をサポートします。初期段階での法規チェックやボリュームチェックはもちろんのこと、事業計画の作成も支援いたします。
Survey and Site Selection敷地調査・建設予定地の選定
建設する建物の敷地が決まっていない場合、提携する不動産会社や地場の不動産会社を通じてご要望に近い候補地の選定のお手伝いをいたします。敷地を選ぶ際にその場所に建てられる建物の概略も検討しますので、総合的な判断が可能です。また必要に応じて敷地測量や地盤調査なども手配いたします。
RC建築をもっと身近に
私たちは「RC建築をもっと身近に」をテーマに、鉄筋コンクリート造の建物の設計監理に力を入れています。これまで住宅、別荘、美術館、ホテル、温泉施設、オフィスなどさまざまな用途の設計監理をした経験をもとに、デザイン性に加え災害に強く高品質なRC建築をご提案します。